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庭と外出先で出会った花の写真を、思い出などと共に載せております。
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長年、自作の小説を置かせていただいていたパブーさんが、
今年の9月いっぱいでサービスを終了してしまうということで、
第1作目の『お父さん』という、
父が悪性リンパ腫を患ったときの小説を、
『小説家になろう』さんに少しずつ移しております。
せっかくあげ直すのだからと、
再び調べ直してみると、
新たにわかったことや正確ではないところが多々あって、
また全部調べ直しとなりました。
昨日、1ページ分を移し終わって、
他のこともする予定だったのに、
調べて、手直しして、公開するのが精一杯。
この分だと、『お勉強日和』の方も直さなければいけないようです。


前置きはこのくらいにして。



yahoo!ブログさんに載せたとき、
ここがどこかをすっかり忘れてしまっておりました。
桜祭りをしていて、
主人と、綺麗ねー、と歩いたのは覚えているのですが。
後で主人に聞いたところによると、南アルプス市だそうです。
そういえば、そうだわ。



桜は一番好きな花なのですが、
この花の咲く時期は辛いことが多かったです。

一番ひどかったときは、泣くことと怒ることができませんでした。
判断を鈍らせるその二つの感情は、邪魔でしかなかったからです。
冷静さを少しでも失えば、判断を誤ってしまう。
ほんの少しでも間違うことは許されない。
自分自身に、こんな事が起こるとは夢にも思っていませんでした。
そして、自分がこれほどまでに狡猾で冷酷になれるのだということを知ったときでもありました。

でも、そんな自分の中で『普通じゃないこと』は、
長く続けることはできません。
だんだん、こんな事は一気に終わらせたいという欲望に駆られるようになりました。

もう、いやだ
もう、疲れた
いつまで続くんだろう、こんなことが

その度に、何度も何度も革包丁を握りしめました。
そのときは、それが一番切れるものでした。
一気に横にひいてしまえば楽になれる。
振り下ろすだけでも!
そして、横になってしまえば、朝にはもう。

それだけで楽になれる。
なれる、けど。

『私が死んだら、主人も生きてはいないだろう。』

それは予想ではなく、確信でした。
当然のこととして、認識してました。
後に、その認識は正しかったと、本人の口から聞きました。

もう少し、冷静じゃなかったら、よかったのか
もっと、感情的だったら、よかったのか

そんな風に思いながら、桜を、染井吉野を見上げてました。
潔く散る花が、そこにはありました。

・・・羨ましい

それでも、またこの桜を見上げることができるようになっていればいい、と思いました。



今度は、綺麗だと、純粋に思いながら、見上げることができればいい、と思いました。


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